2019年2月16日土曜日

ちゃんと生きようと思って目覚まし時計を買った話

俺が毎日飲んでいるリフレックス錠(ミルタザピン)45㎎は飲むと30分ほどで眠気を生じ、朝まで眠気が残るため早起きするのが非常に難しい。抗ヒスタミン作用とかいう効果のせいらしいのだが、とにかく朝が眠くて起きられないのだ。職場の温情により、こんな俺でも何とか許されているのだが、この状況は変えたいとずっと思ってきた。どうしても早起きしなければいけない時は、薬を抜いていた。良くはないだろうが…。

前置きが長くなったが、多機能な目覚まし時計を買ったら、この問題が解決しそうなのだ。 電波機能で時刻補正をしてくれてデジタル表示の横長の液晶のもので、そう特殊なものだとも思われない。2010年の12月から今のリフレックス錠の処方になってもう8年…これはいったい…。

ある時、出張で地方に宿泊した時にそこの目覚まし時計の止め方が分かりにくく、スヌーズ機能がしつこく働いたため、思ったよりも楽に目覚めることが出来た。眠気はもちろんあるのだが。これはもしかして…、と思い出張から戻って仕事の帰りに新しい目覚まし時計を買いに行った。目覚まし時計コーナーで立ち尽くすほど色々な種類がある…。上を見れば1万円超えのものまであってキリがないが、スヌーズ間隔を10分→5分→2分とだんだん短くしてくれるタイプのもので2000円程度のものを買った。アラームは2種類の時間で設定出来るし、それぞれ音量やスヌーズパターンも変更できる。

翌朝、目覚まし時計に期待はしていなかった自分ではあったが、スヌーズ機能で一時的に音は止められるものの、なかなか切れない目覚まし時計とやりあっているうちに目が覚めた(また二度寝モードにもなりうる)状態から、起床して活動できる状況に移行できたのだ。かなり眠気が残っているが動き始めてしまえば、何とか我慢できるレベル。一応、2日連続で目覚ましを設定した時間に起床できているので、俺自身がこの目覚まし時計の操作をブラインドで習熟しつくさない限りは多分起きることが出来るだろう。

社会人で朝が弱いという現実は俺自身に非常によくない影響を及ぼしていた。酒を飲まない、薬の眠気が切れる時間から逆算して会社から退勤して電車に乗る前に飲む(これは電車を乗り過ごすことが増えただけで失敗だった。何よりホームでもフラついて危ない。)、色々試したが、こんな目覚まし時計を変えるという簡単なことで解決するなんて。

2018年10月10日水曜日

鬱を治すために(うつ病の末路)

ある出来事が切欠になって、うつ病の末路について考えている。病院で聞く説明では、薬物療法による治療を続けて回復、その後、薬を飲んでいれば普通の人と変わらない状態を維持(寛解)、再発防止のために薬物療法を継続、という流れで、薬を飲まなくても再発しなくなる「完治」は無い。「うつは心の風邪」と言われるようになって久しいが、症状の重さから「うつは心の癌」という人もいる。

さて、俺自身のことに話を戻そう。盆明けからの不調で先月の半ばについに体調を崩して1週間ほど会社を休むことになった。この2年ほど、何とかではあるけれど、病気とうまく付き合ってきている、と思っていただけに落胆は大きかった。身を置いてる環境が悪いのではないか?とも思い、仕事を変えるべきか、とも考えた。そのために資格を取る勉強をするべきか、とも考え、これは少し手を付けてたが、いかんせん精神の不調を抱えたままでは長い時間の集中力は期待できず、今は止めている。だが、一番の大きな問題は何だ?うつ病を抱えて生きていることだ。これでダメだったら人生もう諦めよう、それくらいの覚悟を以て、もう一度、最後まで足掻いてみようと思う。病院の「薬物療法」だけでなく、「心理療法」の両輪でお互いに足りないところを補えば、「寛解」だけでなく「完治」も見えてくるのではないかと。

「心理療法」も結局は自分で自分の精神の面倒を見るしかない。カウンセリングも悪くは無いと思うし、今はマインドフルネス瞑想もだいぶ広まってきているので、手掛けているところも多いだろう。ただ、毎日、やるという意味では結局、自分で「実践」するしかないのではないかと思う。朝晩に最低15分ずつマインドフルネス瞑想をしよう。以前にやり込んでいた時は、集中力がぐんと高まるのを感じたが、そこで無理をせず、実践を怠らず、半年とか1年単位で続けていこうと思う。

人に教えを乞う場合は、「途中で止められない」効果はあると思う。瞑想が毎日の習い性になるまで続けて生活の一部になれば、自ずと瞑想のレベルは深くなり、良い効果をもたらすのではないか。ただ、俺自身はどちらかというと宗教アレルギーに近い。岩波文庫から出ているブッダの言葉、なんかを読むことはあるが、マインドフルネス瞑想は仏教のエッセンスを宗教色を薄めたものなので、誰かに教えを乞うには、細心の注意が必要だと思うからだ。そんな訳で、しばらくは、個人でマインドフルネス瞑想の実践を進めていきたい。

2018年9月5日水曜日

もう拷問はキツいよ…

タイトルはドンケツ24巻の槇原という人物のセリフ。敵の手に落ちて拷問をされて口を割らずに逃げ出そうとするが、再び捕まったら自決を覚悟するシーンでのセリフだ。さしずめ俺にとっては、「もう(鬱病による)拷問はキツいよ…」と言ったところか。良くなったとも言えなかったが、低調ながらも安定を得ていたところに鬱の強烈な痛打。もう堪えられない。


ドンケツ 第24巻 たーし | 少年画報社

十五夜組と野江谷の思惑により、月輪会会長宮本は逮捕され、混乱を極める。脱会者が相次ぐ中、孤月、華月、朔組は会長のため「はぐれ月」となり抗争激化。桃次郎がアジトをつきとめ、ロケマサ、速水、ゲンコが遂に怒りのカチコミ!立ち読みはこちら
この日も限界まで伸びた鉄に軽い一撃を加えるとポキンと折れるかのように、同じ部署の年配の方からの丸投げ指示のメールを見て心が折れた。もちろん、これまで彼と仕事をしていく上でこちらが、後にも先にも立ち回り、うまく行くようにお膳立てをして尽くしてきた。本当にツイてない。

俺も消えたほうがよさそう
ここ3週間ばかり確かに調子を崩しつつあった。ただ、いつものことだ、と軽く考えていたし、薬を飲みながら後は時間の経過と共にある程度は復調するものだと思っていた。しかし、俺の予想を裏切り、鬱の波はますます俺自身を蝕み、気が付けばもう引き返せないところまで来ていた。誰か俺を殺してくれ…、そう念じる日々が続いた。電車に乗る時も電光掲示板で人身事故の表示を見かければ自分自身の死に結びつけてしまう。いつも正座して後ろ手に縛られた状態で俯き、後ろ首に刀を当てられて打ち首になる自分を想像してしまう。そんな最悪なイメージと格闘しているうちに耐えられない頭痛と食欲不振、早朝覚醒、不眠を抱えるようになった。頭痛はまるで脳が機能不全になっていくのに壊れていくことを想起させるような痛みだ。これはもう拷問だ。

いつまで堪えればいいのか…それとも堪えようと抗う行為自体が無駄なのか。右手に抗鬱剤を、左手に瞑想を持って挑んでも叩き潰されるばかり。

あれほどまでになかなか減らなかった体重はスルスル?とまではいかないけれど、89㎏→85.5㎏ほどへ減ったので4.5㎏減。最大値と最小値の差なので、実際は3㎏くらいの減り幅だとは思うけれど。食欲もあまり無いので、ダイエットが捗る。顔も少し肉が落ちてきた気がする。これはこのまま続けようか。


いつまでこんな苦しい状態が続くんだろう、と思う一方で、俺は今、罰を受けているのでこれで刑期を消化しなければいけないからこのままでいい、と訳の分からないことを考えている自分もいる。救われたいか、というとそういう他力本願なことじゃ抜け出せないと思うんだよね。

2018年8月24日金曜日

肥満を解消することが全てに優先する

ここ最近、昔の自分の写真を人に見てもらう機会があり、もはや別人という感想を頂いた。痩せねば、とはずっと思っていたが、いいトリガーになってくれた。ちょうど、先週の半ばから精神面で不調を抱えるようになり、今なら痩せられそうという気もして、食事を絞っている。2013年から2014年にかけて11kgほど減量(86kgから75kgへ)したことがあったのだけれど、その後、抗うつ剤を断薬してからの再服薬であっという間にリバウンドして酷いときは91kgまで行った。身長はそうでもないけど体重に関することはやはり俺にとっても恥ずかしく減量が成功した後かリバウンドした時にか虚しくなってこのブログの記事から削除してしまった。



2013年時のデータもあったら面白かったんだけど、残念ながら記録に残ってなかった。でも86㎏くらいだった。ふつうは人間、毎年同じくらいの体重でしょうね。。。

身長が179cm(自分ではずっと178cmと思っていたが25歳以降もジリジリと伸びて今年の健診では180cmを記録。でもサバ読んでるって思われそうだから179㎝で通してる。)、ガタイはいいと言われることは痩せてるときから多かったがそれでも体重は有りすぎるだろう。標準体重をBMI22とすると70.5kgくらいらしい。そこまでは無理でもせめて普通体重であるBMI25=80.5kgは切りたい。太りやすい薬を飲んでいるなど、どんな事情があって太ってるとは言っても、他人から見れば太ってると第一印象では思われるのだ。

体組成計 インナースキャン50V BC-622

方法は2013年から2014年に取ったのと同じ方法にする。体重を毎朝、毎晩の帰宅時に計って記録。減ってたら体重計の数値を前日と比べてニマニマする。さすがに毎日朝晩2回をExcelに記録していくのは面倒なので、記録は毎週日曜朝に記録しよう。週1くらいで変化の記録は十分だ。食事習慣も以下のように。色々と寝る前にお腹すいて食べてしまったりもあるかもしれないが、ダイエットは長期間でやるので、あまり面倒でなく頑張らなくて出来るのがいい。

・朝食‐食べない
・昼食‐1日1回はまともに食べたいので定食
・夕食‐手間をかけたくないので置き換えダイエット食
・間食‐もともとあまりしないけど、少しならよろしい
 果物は糖分あるけど、体にいいのでノーカンで。むしろ意識して食べる。

多分、筋肉なんかはだいぶ落ちてしまうだろうけれど、先に脂肪をやっつけるつもりでいく。写真は載せないけど、上半身の写真を1か月ごとに撮って記録しておこう。抗うつ剤の残存成分は体脂肪に蓄積していくというから、俺の脂肪にはさぞたっぷりのサインバルタとリフレックス由来の成分が溶け込んでることだろう。

1か月くらい経って、ダイエットのことを全く記事にもしてなかったら減量失敗したんだな、って思ってください。

2018年7月26日木曜日

睡眠時無呼吸症候群のマウスピースを作るのこと その1

はじめに
(個人の見解です。よく眠れるようになりたかったら病院へ行くのも一つの手です。)
いびきがうるさいと大人になった頃からよく言われてた。太り始めてからはより悪化してるらしい。ただ、数年前に86kgから75kgまで減量に成功した時でも軽くはなったが、相変わらず酷くうるさいいびきをかいていたそうだ。また俺の父も今は痩せているがいびきをかいていて少し呼吸が止まっては息を吹き返すことがたまにあるのを見て、自身もああなのだろうと思っていた。「睡眠時無呼吸症候群」で調べると眠ってはいるけれど呼吸が頻繁に30秒から長いと2分近く止まることを眠ってる間中、繰り返すことで眠りが浅くなるようだ。治療には軽度ならマウスピース、重度ならCPAPという呼吸器(機械から出てるマスクをして強制的に空気を送り込んでくれる)を利用するという二通りの治療があるようだ。

とにかく調べていると治療をした人の変化は好ましいものが多かった。いびきをかかなくなることはもちろん、高血圧や成人病まで治ってしまった人すらいるらしい。マウスピースを作るだけでこれらの効果が体験出来るのならばぜひやりたい、そう思ってまずは検査を受けに行ったのだった。

いざ簡易検査

はじめの検査は簡易検査で、2晩、検査用の機械を体に取り付けて眠る。鼻にカニューレという管をつけ、指先にパルスオキシメーターというセンサーを付けて脈や血中の酸素飽和度を計測する。飽和度が100%から下がり90%を切る状態が続くと睡眠の質はとても悪くなり翌日も疲れが残ったり昼間も眠かったりするそうだ。

簡易検査キットはこのように装着する

医療機関に勤めている友人の勧めもあって、簡易検査の次の精密検査は大きな病院でやるのである大学病院の近くで睡眠時無呼吸症候群を診てくれるクリニックの門を叩いた。診察では上述したようなことを説明されまずは帰って検査機器メーカーから機械が送られてきたら装着して眠って測定をしてまた返送してください、とのこと。返送後、1週間ほどで結果が分かるのでその時にまたクリニックで医師の見解を聞きにくれば良いらしい。

検査キットの機械はこういうものでした
届いた計測機械の写真はこちら。TEIJIN製である。これを付けて眠りづらいと言うこともなく計測して、たまに夜中に目を覚ましては酸素飽和度を確認して安心して眠った。あとで気がついたが、目を覚まして酸素飽和度を確認しても、その時はきちんと呼吸できているので正常な値しか表示されない。異常が出るのはぐっすり眠りこけている時なのだ。

結果が出て再びクリニックでそれを医師に説明してもらうのは2週間後となる。(続く)

2018年7月20日金曜日

何でもかんでもマインドフルネスで解決できるわけではない

以前に休職した時に、復職のデイケアでマインドフルネスを学んで、ずっとではないけれど心を落ち着けるツールとして実行してきた。そんな俺からしても、最近、世間はマインドフルネス瞑想を持ち上げ過ぎなのでは?と感じる。本屋へ行けば、マインドフルネス関連の書籍が精神世界、スピリチュアルの棚の辺りに平積み。あげくはマインドフルネス瞑想を助ける家電として、瞑想中の動きをチェックしてくれるものまで開発されているらしい。ただ、ちょっと待ってくれ、と思う。もともとマインドフルネス瞑想の起源を辿れば、上座部仏教のヴィパッサナー瞑想のはずだ。心に湧き上がってくる煩悩を一つ一つ丁寧に潰し、過去へ行ったり未来のことをあれこれ考えてしまう人間の心を「今この瞬間」に固定する、そういう訓練だ。もっと言ってしまえば悟る為の訓練の一環でもある。

マインドフルネスな瞑想は仕事のモチベーションを下げる可能性が示される

by Thư Anh「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」という意味合いのマインドフルネスはGoogleが研修に取り入れていることもあり知名

そういうわけで、上記の記事のようにマインドフルネス瞑想を熱心にやった結果、仕事のモチベーションが下がるというのはある意味、当然なことだと思う。だって、仕事でアウトプットや成果を出していくというのはある種、人間の欲求に沿ってるものだからだ。現状をありのままに捉え、それを受け入れる訓練を続けていれば、それはこの記事のようになると少しばかり瞑想をかじった初心者の俺は思う。

ただ、俺の場合は鬱になって、過去の自分のこれまでの来し方や、未来の迫りくる不安から少しだけ解放してくれる便利なツールだったので、マインドフルネス瞑想をやってきたに過ぎない。言ってしまえば、悟りを得る修練の一環と言っても、そう簡単に悟れるわけもないし、ブッダですら梵天勧請の話にもあるように、仏教の教えを人々に広めてと頼まれるまで、これは普通に人々に受け入れられるものではない、繊細で微妙なものだ、と思っていたという。

 善も悪も失うこと|ニー仏|note

ミャンマーまでわざわざ行って、仏教のことを学ぶために瞑想の実践をしている人が言うくらいなので、おそらく瞑想を続けても執着から少しずつ解放はされていくのかもしれないが、良い人になる為の修練ではないし、ましてや、生き易くなる為の訓練でもないのかもしれない。(もしかしたら、俗世に居づらくなって出家せざるを得ないレベルまで行ってしまうかもしれないし。)

つらつらと書いてしまったけれど、俺自身はストレスから解放されるためのツールくらいの捉え方であって、自分に効果があったからと言って、他の人に安易に勧める気にはなれない。やっぱり、非常に繊細で微妙なものだからと思うからだ。やりたいと思う人はブームが来る前に出た本でオリジナルに近そうなものを読んだり、場合によっては鎌倉あたりのお寺で早朝にやってる座禅の会みたいなのに参加してくるだけでもいいと思う。疑問に思う人には勧めない。欲や執着があるのも人間らしい特色だと思うし、これらを削いでいくことで人生がつまらないと思うようになる人だっているかもしれないからだ。ただ、俺自身は、これからも時間のある時は瞑想はしようと思う。

2018年6月30日土曜日

薬を減らせる医師と足してしまう医師

今日、診察を受けてきて処方が少し変わった。二剤あるうちの片方の量を少しだけ減らしてもらったのだ。前回の診察の時はもう一方の薬を減らしてもらったところ調子が悪くなり、処方が変わってから3日ほどで気持ちが辛くなってきたので元の処方量に戻して飲んでた。

今のホットな医療ネタは減薬、断薬である。
「一生薬を飲み続けなければならない」人などほとんどいない(上原 善広)


以前に自己流で断薬して痛い目にあってるので、俺自身は減薬は試みてももう断薬はしないと思う。ただ、症状が悪化した時に「今までの処方を見直して抜本的に変えましょう。」という医師は自分で考えられる能力がある人であると思っている。反対に「今までの処方にその悪い影響を打ち消す薬を足しましょう。」という医師はマニュアルを信じすぎている気がする。

就職を機に今住んでいる都市に来るまでは別の都市で治療を受けていて、その時の医師は副作用が出たら副作用止めの薬を追加するタイプの処方をする人だった。確かどんどん薬は増えて行って一時期は統合失調症の人が飲む薬も出てたかもしれない。今では鬱病に処方出来なくなったリタリンとベゲタミンBも処方されて飲んでいた。その時のメインの抗うつ薬はトリプタノールで、副作用で尿が出にくいと言ったらウブレチドという薬が出た。リタリンはトリプタノールを最大容量まで処方しても俺の体の代謝が良すぎて効きが悪かったので、代謝を抑えて血中濃度を上げるためだと言われたかな。レボトミンやらコントミンやらも飲んでて割りと訳が分からない状態になってたと思う。参考までに当時飲んでいた処方を覚えている限り記す。うろ覚えだけどこんな感じだったと思う。とにかく眠くて仕方なかった。

・トリプタノール 200㎎(8錠)
・ロヒプノール1㎎
・ベゲタミンB2錠
・コントミン1錠
・ウブレチド3錠
・レボトミン3錠
・リタリン1錠

この時は病歴も浅くて割りとすっきり治った気がしてもう病院に行きたくなくて薬は全部止めてしまった。しばらくはトレドミンの最低容量をもらってお守り的にしのいでた。

就職してまた再発したのでトリプタノールメインで治療を受けていたが、そこの病院は一年経つと担当の医師が変わることが多くて、医師が交代してだいたい半年くらいは薬も全く変わらないことが多かった。そりゃ自分が処方変えて患者の病状が悪化したら嫌だもんな。気持ちは分かるよ。その後、4年ほど通院を受け続けて、閉鎖病棟に入院するレベルまで病気と仕事で追い詰められてた時の医師の先生はずっとトリプタノールだったのをガラッと変えてくれた。最初はアナフラニールにして、俺は日中も眠りこけるようになってしまって失敗だったかもしれないが、入院した時に三環系抗うつ薬とはすっぱり手を切った。今の処方もその時のものがベースだ。

・サインバルタ60mg
・リフレックス30㎎
・メイラックス1錠

今はこのサインバルタを60㎎だったのを50㎎に減らしてもらった。離脱症状が無ければ今後は40㎎に減らしてもらいたい。SSRIはあまり飲んだことが無いけれど、SNRIはばっちり尾籠な話だけれど、泌尿器に副作用がトイレで用を足すときに尿が切れない、と診察で話したら減らしてもらえた。眠くなる、という副作用は無い代わりに別の副作用がある気がするのがSNRI/SSRIなんじゃないかと思う。

リフレックスは眠気もくれるが俺にアッパーな気分を与えてくれる。多分、これだけでは足りないのでサインバルタを合わせている。こちらは朝飲んで効いてるのかどうかよく分からないけど、止める時は耳鳴りがしたりめまいや冷や汗なんかでずいぶんと体が依存してるのを分からせてくれる薬だったので、縁は切れないだろう。出来れば、少しずつ良い精神状態を維持しつつ両方とも様子を見ながら少しずつ減らしていければいいけどね。