2018年7月26日木曜日

睡眠時無呼吸症候群のマウスピースを作るのこと その1

はじめに
(個人の見解です。よく眠れるようになりたかったら病院へ行くのも一つの手です。)
いびきがうるさいと大人になった頃からよく言われてた。太り始めてからはより悪化してるらしい。ただ、数年前に86kgから75kgまで減量に成功した時でも軽くはなったが、相変わらず酷くうるさいいびきをかいていたそうだ。また俺の父も今は痩せているがいびきをかいていて少し呼吸が止まっては息を吹き返すことがたまにあるのを見て、自身もああなのだろうと思っていた。「睡眠時無呼吸症候群」で調べると眠ってはいるけれど呼吸が頻繁に30秒から長いと2分近く止まることを眠ってる間中、繰り返すことで眠りが浅くなるようだ。治療には軽度ならマウスピース、重度ならCPAPという呼吸器(機械から出てるマスクをして強制的に空気を送り込んでくれる)を利用するという二通りの治療があるようだ。

とにかく調べていると治療をした人の変化は好ましいものが多かった。いびきをかかなくなることはもちろん、高血圧や成人病まで治ってしまった人すらいるらしい。マウスピースを作るだけでこれらの効果が体験出来るのならばぜひやりたい、そう思ってまずは検査を受けに行ったのだった。

いざ簡易検査

はじめの検査は簡易検査で、2晩、検査用の機械を体に取り付けて眠る。鼻にカニューレという管をつけ、指先にパルスオキシメーターというセンサーを付けて脈や血中の酸素飽和度を計測する。飽和度が100%から下がり90%を切る状態が続くと睡眠の質はとても悪くなり翌日も疲れが残ったり昼間も眠かったりするそうだ。

簡易検査キットはこのように装着する

医療機関に勤めている友人の勧めもあって、簡易検査の次の精密検査は大きな病院でやるのである大学病院の近くで睡眠時無呼吸症候群を診てくれるクリニックの門を叩いた。診察では上述したようなことを説明されまずは帰って検査機器メーカーから機械が送られてきたら装着して眠って測定をしてまた返送してください、とのこと。返送後、1週間ほどで結果が分かるのでその時にまたクリニックで医師の見解を聞きにくれば良いらしい。

検査キットの機械はこういうものでした
届いた計測機械の写真はこちら。TEIJIN製である。これを付けて眠りづらいと言うこともなく計測して、たまに夜中に目を覚ましては酸素飽和度を確認して安心して眠った。あとで気がついたが、目を覚まして酸素飽和度を確認しても、その時はきちんと呼吸できているので正常な値しか表示されない。異常が出るのはぐっすり眠りこけている時なのだ。

結果が出て再びクリニックでそれを医師に説明してもらうのは2週間後となる。(続く)