Lynyrd Skynyrd "I never dreamed"
この曲を聴くと、"I never dreamed I would be happy."というフレーズが頭に浮かんでくる。訳せば「俺は幸せになれると夢見た事は無かった。」という事になる。
もう何年もの間、こんな気持ちで過ごしてきたような気がする。何を期待しても求めても無駄だし、逆に他人が俺に何かを求めても、俺は望まれた事を"供給でき
ない"。もっと"馬鹿"になれよ、"踊れ"よ、って思う。そうすればもっと楽に生きられるのかもしれない。
この曲の歌詞は、ある女性に去られた男の心情をつづったもので、「まさか彼女が俺の元を去るとは思わなかった。彼女が俺を傷つけるとは思わなかった。」と悔やみつつ、女性が戻ってくることを期待している内容となっている。冒頭で、「父は言った、息子よ強くあれ、と。」という内容も入っている。人間はおそらくそんなには強くない。子供の頃に、「男なら泣くな。」と言われて涙をこらえて自分の感情を殺して生きてきた。自分にすら嘘をついて騙してきたのだ。
世間では恋愛をして結婚することが幸せになることの象徴のように言われているけれど、今の俺は、そういう女性が今後、現れても守ることもできないだろう。力はない。別にそういうことには片目をつぶって、見ないようにすればいい。愛情から執着が生まれ、その執着から苦しみが生まれる。
恋愛感情は長くても4年しか続かないという。その4年の間に信頼や情のような物が構築できればいいんだろうけれど、そんな一時の感情に一生を任せるのはあまり賢い選択とは言えない気がする。