2018年3月22日木曜日

間に合わなかったらごめんな。

ここ1か月ばかり、仕事はただ耐えるのみ、体調は悪くなっても崩すわけにはいかないので(メンタルでそういう努力は今までうまくいった試しがないけれども。)、注意はしている。また、老いたとは言えまだ両親も健在。うつ病の症状を聞かれたら答えるけれども、「頼むから自殺だけはしないでくれよ。」と言われる。しかしながら、うつ病の全てが自殺既遂してしまう訳ではないけれども、それでも何とか踏ん張っているけれども、でも治療なり休息を適切に取って症状の悪化を防ぐなりの努力が「間に合わなかったらごめんな。」と思う。

2年前にはフラフラと、それまで何度かバイクで訪れたことのある町にローカル線に乗り徒歩で行った。懐かしい景色を見ながらこれが人生最後のちょっとした観光だな、と独り言ちた記憶。あの日は日射しは柔らかかったような…。誰も俺を知っている人はいない小さな町を歩き回り乗り物がないと動き回るのはしんどいな、と思いながらも、結局、ヘタレてそのまま帰りもローカル線で帰ってきたのだった。途中にある城も見たかったけど、修復中で見られなかったんだよね。

その後、俺は地元に強制送還になった。死なれては困るから独り者の俺にはそうしてもらうしか会社的には無いのは分かるが、へとへとに疲れ切っている時の移動は堪える…。

次に同じような死の誘いが来たら…、もう諦めて死ねたらいいんだがな。色々頑張ってきたつもりだったけれど、何も成し遂げられなかったし、自分の家族を作ることも出来なかった。何も残すことが出来ない人生だった。夢も見た気もするけれど、全部気のせいだったよ。