俺は1年ほど前から精神の安定の為にマインドフルネスという瞑想を実践し続けている。これは、もともと仏教の瞑想法で「気づき」という言葉が英語になってそれが日本に心理療法として入ってきた。最新の心理療法として注目されている。マインドフルであるということ=今、現在自分が何をしているかに常に注意を払って気づいているということだと思っている。マインドフルネスはその名詞形だね。
しかし、瞑想を行っている「座っている時」だけで普段から自分自身の振る舞い、行い、発する言葉に対して注意を行き渡らせているかというとそうではない。自分自身の心を観察できるのは自分ひとりだけだし、これからは行動や言葉を口から発する前にもっと注意深く観察するようにしたい。そうすることで自分が何者であるかを独りでじっくり見つめ直してみよう。意識しないで軽々しく発した言葉で人を傷つけたこともある。もしかしたら、傷つけたことすら気が付いていないこともあったかもしれないね。
今までは“執着”をよく観察しないで手放そうとしていた。反復練習である程度は可能になったと思っているが、もっとその執着の本質をよく観察してから手放すようにしてみよう。