その後のマインドフルネスの継続によって、雑念は少しずつ取り払われ、今ではかなり病前に近い集中力を取り戻すことが出来るようになってきた。かつての武器だった集中力と意思が戻ってきた気がする。
落とし前、というのは自分がかつて目指した専門領域へ転向し、残された人生の時間と自分の能力をすべてそこにつぎ込むことだ。
バイクよりも もっとやっとくべきことが あるのじゃないか!? |
もうひとつケリをつけるべきことについては、両親との対峙。対峙と言っても、落ち着いて話して最終的に和解を目指すことが出来れば、それくらいの思い。今まで抱えてきた鬱屈している思いをなるべくマイルドに吐き出して、両親と対話を行い最終的には和解を目指すこと。たぶん、「家族」に戻れるとしたら最後の機会だろうね。今日は、長文だったけれど、両親に対して自分のこれまでに感じてきた思いと、これからの自分がどうしたいかについて、努めて冷静な文章で手紙を書いてみた。よく考えたら、両親に改まって手紙を書くのは今回が初めてのことだ。またひと波乱あるかもしれないが、今後、自分の人生を主体的に切り拓いていく意思と決意を見せられたら、そう思ってペンを取ってみた。先ほど投函したので明後日には二人の手元に届くだろう。
しかし、自分の本当にやりたいこと、そして社会やそこにいる人々の役に立てるのは学んだ専門分野だ。結局、良い意味でも悪い意味でも俺はシロートなんだと思う。仕事だから、誰しもがやりたいことをやれるわけじゃないのだから、と割り切っていけない。単なる薄甘い理想論なのもしれない。でも、不器用ながらも「変えられない自分の生き方」なんだと思いたい。