2011年9月14日水曜日

車を手放した

今までありがとう、プジョー106 s16

9月8日に車を手放した。プジョー106。フランス本国仕様のs16というグレードだが、イギリス仕様だとGTiになる、いわゆるホットハッチというヤツだ。1トンを切る軽い車体にDOHC1600ccの120馬力のエンジンの組み合わせ。左ハンドルで5速MTというニッチなクルマ。希少車だけどもう9年落ちなので、買い取り価格は約52万円。悪くない数字だったと思う。2年前に買った時は諸費用込みで200万円だったけど。

車は楽しかったけど、どこか分不相応な事をしてしまった感じがして、ずっと座りが悪い感じがしていた。そして、残るただ一つの真実が俺の心を軽くしていた。「来月から駐車場代を払わなくて済む。」

バイクもクルマも2台持っていても乗る人間は1人だし、通勤で使っているわけでもない。2年間で6000kmほどしか乗らなかったと思う。ただの贅沢品。最後はタイミングベルト交換してクラッチもオーバーホールしたのでまだまだ乗って行けそうだったけれど、急に心が冷めたというかそんな感じだった。

俺、もうクルマは好きじゃないのかなぁ。当分は要らないし、次にもし買うとしてもバイクを載せるためのトランポになりそうな気がしてる。いかに秀でたスポーツカーでも、それを「合法的に」振り回せる場所はサーキットとかしかないんだよね。