2016年3月27日日曜日

死神に壁ドン!~また死ぬかと思った

ここ2年以上は死んでしまいたいという希死念慮からも遠ざかり、調子が悪くなっても集中力がなくなる、落ち込む、ふさぎ込む、体の自律神経的な不調程度で済んでいた。が、一昨日の朝、急に「このまま数日以内に死ななければならない!」という思いに捉われて、僕は酷く狼狽した。今の薬じゃダメなの?しばらく落ち着いていたじゃない?何で?数日以内なら何を準備して何を整理しないといけない?そうだ、メールでもいいから遺書を書こう、そんな感じだった。当然、仕事にはならず、早退して主治医の元へ受診。

今のサインバルタ60mg、リフレックス15㎎に加えて、リフレックスを更に15mg、つまり合わせて30㎎、エビリファイ内用液6mgを頓服でもらった。死にたいほどの不安が強い時はエビリファイでしのいでください、とのこと。

主治医曰く「人生というのは霧の中を歩いているようなもので、多くの人はそこに足を取られるような大きな穴が開いていたり、霧の向こうは断崖絶壁だったりというのを知らないまま一生を終える。また、知らないことが幸せなのかもしれない。しかし、貴方は断崖絶壁をすでに知ってしまっている。何かの弾みに今回のようにまた思い出すことで断崖に面してしまうことは必ずあるのだ。」と。もう死ななきゃ、とブツブツ言いながら電車に乗り、降りて病院まで行った僕の不安は主治医の先生と話すことで少しだけ落ち着き始めていた。

薬局で処方された液状のエビリファイを1包飲み干し、水で流し込んだ。ひどく苦かったが、これで効いてくれ、と藁にもすがる気持ちで。気が付いたらとにかく頭痛がひどかったがこれは朝からだろう。

まさにちょっと好調を保っていたからって調子に乗るなよ?と死神に襟首を掴まれて壁に押し付けられた壁ドンだったのだな、と今は思う・・・。